東京弁は感染るんです
小学生の頃は昆虫少年だったので、昆虫の名前は割と知っているほうだと思うが、田舎に住んでいると見たこともないケッタイな虫によく遭遇する。 今朝も、玄関の門灯にケッタイな虫がとまっているのを発見した。 イネの害虫であるツマグロヨコバイのような格好をしているが、よくみるとガのようにも見えるし、カメムシの仲間のようにも見えるが、なぜかバンザイをしている。 ドイツ語ではマツムシもスズムシも同じ単語で表現するので、ドイツ人は日本人がマツムシとスズムシを区別していることに関心するという話を何かの本で読んだことがあるが、こんなケッタイなヤツは日本語でも虫としか言いようがない。 一寸の虫にも五分の魂。こいつもなにか考えているに違いない。
10年ほど前に300円で買ったセロウムという観葉植物を風呂場の窓際に置いている。 本来は2m以上に成長する植物らしいが、植え替えもぜず肥料もやってないので、買ったときとほとんど大きさは変わっていないが、枯れることなく元気そうにしている。 高温多湿を好むらしいので風呂場が合っているのかもしれない。 最近、このセロウムが水平に根を伸ばし始めた。 肥料をやっていないので養分を求めているのか、植え替えをしていないので窮屈なのか。 根なのに下にではなく水平に伸びているのが何とも不気味だが、どこまで伸びるのかしばらく様子を見ようと思う。 こんなヤツ。 根の部分の拡大。やや不気味。
雨で湿ったブロック塀にヤスデが群がっている。 何年か前にヤスデが大発生したことがあるが、今年も大発生しそうな気配がする。 ムカデといい、クモといい、ヤスデといい、今年はこれらの当たり年のようだ。 ヤスデはムカデと同じ多足類で、ムカデは1体節に1対の足があって英語ではcentipede(百足)というのに対して、ヤスデは2対の足があってmillipede(千足)という。 足の多さからすれば、ムカデより100倍キショク悪いはずだが、幸いなことに2〜3cmぐらいの大きさしかなく、触ると(もちろん手では触れないが)すぐに丸くなる弱虫なので、ムカデほどは恐怖心を感じない。 (centipedeの綴りがあっているかどうか、PCにインストールしている辞書を引いたところ、リアルなムカデのイラストが現れて、飛び上がりそうになった。 キショク悪いイラストを載せるな、Maicrosoft Bookshelf! ほんま、怒るでぇ!) 恐怖の大王に引き続きキショク悪い写真ですみません。
心臓が止まるかと思った。 今年も、恐怖の大王が出現した。 それも、今までに見たこともないぐらい巨大ヤツだ。巨大なムカデが1階のリビングの天井に張り付いている。 神戸の実家も相当古い家なので、たまにこのバケモノが出現することはあったが、このように毎年々々現れることはなかった。 住宅ローンは減らないし、資産価値は下がる一方だし、バケモノは毎年必ずやってくるし、我が家は呪われているのかもしれない。 (恐怖の大王は、嫁はんにお願いして、やっつけてもらいました。あ〜怖かった。) 怖くてこれ以上拡大できない。でかさはギネスものだと思う。
去年の6月1日の戯言に山椒の実を収穫したことを書いたが、今年も山椒の実がたくさん採れた。 去年は実を佃煮にしたが、毎年佃煮では能がないので今年はちりめん山椒を作った。 「男の料理 最高のちりめん山椒を作る」というサイトを参考にしたが、これによれば、世の中には「ちりめん中毒」なる言葉が存在するほど「ちりめん山椒」には熱狂的なファンが多いらしい。 確かに自分で作ったちりめん山椒は中毒になるぐらい美味しく、神戸名産のイカナゴの釘煮より美味いかもしれない。 このレシピによれば、ちりめんじゃこ100gに対して、山椒の実は大さじ4〜6程度でよいらしい。 ざる一杯山椒の実が採れたので、残りはとりあえず塩漬けにしておいたが、佃煮とちりめん山椒以外の使い道が思い浮かばない。 ざるいっぱい。 ごはんの友。上出来。 |