私は駅まで車通勤をしているので、ほぼ毎日車に乗っているのだが、昨日今日と風邪をひいて会社を休んでいたので、丸一日以上車に乗っていなかった。
今日の午後、少し具合がよくなったのでコンビニまで買い物に行こうとして、ふとタコメータ見るとなんとクモが巣をはっている。
これを見て一瞬にして昔のおぞましい記憶がよみがえってきた。
10年ぐらい前、家族で伊豆に行った帰り、車のエアコンの送風口から巨大なムカデが這い出してきたことがあるのだ。急ブレーキをかけて車から飛び出したが、幸い後ろに車がいなかったので事故にはならなかった。
今回のクモはまだ正視に耐えないほどの大きさではなかったので、なんとか見てみぬふりをして家までたどり着いたが、ヤツらはなにがうれしくてひとの車にはいりこむのだろう。まったく油断も隙もない。

私の出身地神戸では、1971年に市内を走っていた路面電車が廃止されたが、ちょうどその頃日本はモータリゼーションの波に押されて、各地の路面電車もこの頃に大部分が廃止されてしまった。
路面電車は、わざわざ階段を上り下りしてホームに行かなくてもよいし、環境にはやさしいし、今流行りの新交通システムや、景色の見えない地下を走る地下鉄よりも、よほど理想的な乗り物だと思う。
四国の松山ではこの路面電車のほかに坊っちゃん列車なるケッタイな汽車が道路を堂々と走っている。 観光用なのだが、あまりの運賃の高さに乗る人がいないらしい。 理想的な乗り物でも、乗る人がいなければ話しにならない。

初めて自分のPCでWebサイトにアクセスしたのはホワイトハウスだったかルーブル美術館だったか。
当時はまだWindows3.1の時代で、2.4kbpsのモデムを使って気の遠くなるほど時間をかけて見たのだが、今まさにこれがアメリカだかフランスだかのサイトにつながっていると思うと非常に感動した覚えがある。
2.4kbpsとは今では考えられない遅さであるが、我が家は田舎なので今でも高速通信とは無縁で、ADSLもFTTHもまったく蚊帳の外なのだ。
都会の快適さより自然の豊かさを優先して今の所に住みついたのだから仕方が無いとあきらめるか、当時を振り返って20倍以上のスピードでアクセスできることに感謝するか。。。

ついに今年も目撃してしまった。
ムカデである。ムカデと書くのもおぞましいのだが、毎年一度や二度は目にしてしまう世にも恐ろしいバケモノである。
ひとはヘビとか毛虫とかが嫌いなタイプとクモとかゲジゲジとかがダメなタイプの二通りに分かれるらしい。
私はヘビの瞳などつぶらで可愛いと思うのだが、足のたくさん生えているヤツは全く苦手である。（足が多くても蟹とか海老は許せる。）
ゴキブリと違ってこいつらが出没するということは、それだけ自然が豊かだということなのだろうが、こいつらを見ると自然環境は犠牲になってもよいから都心のマンション暮らしの方がいいような気になってくる。

手の指は普通、人差し指より薬指のほうが長いのだが、最近の若者では人差し指のが長い人が増えているらしい。
まさかそんなことはないと思うのだが、人差し指が長いひとは自己主張が強いという説があるそうである。
最近では自己主張の強い人が増えてきているので、ひょっとするとあり得ることかもしれないと思えてくる。
日本人よりもはるかに自己主張の強い欧米人は人差し指のほうが長いのだろうか。
私はかなり自己主張が強いほうだと思うのだが、薬指のほうがやや長い。自己主張が強いのではなく自己中心的なだけだということか。

宅配便やコンビニの配送車の後ろの「この車は法定速度で走ります」と書かれたステッカーが貼ってあるのをよく見るが、40Km道路を40kmで走っている車にお目にかかることはまず無い。
標識の速度プラス10〜20kmで流れているが普通で、緊急表示灯を廻していないパトカーでもこのぐらいの速度で走っている。
しかし運が悪いと、スピード違反で捕まるのである。
なぜ法定速度を実情にあった速度にしないのか不思議で仕方ない。
反則金収入に予算があって予算達成のためにいつでも取締りできるように速度を規制しているとしか思えないのだが、ひねくれた見方だろうか。

連休中に畑仕事をしようと思っていたのだが、急な出張があったのでまだ夏野菜の苗の植付けをしていない。
私の借りている畑はちょっと目を離すと、すぐにスギナがはびこってしまう。
スギナは酸性の土壌を好み、よく耕されて肥えた土壌には生えてこないようなので、スギナを生やしていると真面目に畑仕事をしていないことがすぐにばれてしまう。
最近ではスギナ茶が健康に良いとかで割と良い値段で売られているので、いっその事今年は野菜を作るのをやめてスギナ畑にでもしようかとも思うのだが、そんなことをするとおまえには畑を貸さんと言われそうなので、やっぱり無難に今年も野菜を作っておこう。