東京弁は感染るんです
ここ何日か、肌寒い日が続いている。
梅雨寒である。 梅雨寒は夏の季語にもなっているので、共通語だと思うが、あまり関西では聞かれない言葉である。 関西の梅雨は、梅雨の末期でなくても集中豪雨的な大雨がよく降り、ただただ蒸し暑いばかりだが、関東地方の梅雨はしとしとと中途半端な雨が続いて、さらにオホーツク海からの冷たい空気の影響で関西では考えられないほど寒くなる日があるのだ。 不快指数の高い関西の梅雨は本当に嫌なものだと思っていたが、こう寒い日が続くとウェットサウナに入っているつもりになれる関西の梅雨が懐かしくなってくる。 2002/6/19 子猫
道の真ん中でうずくまっていた子猫を拾ってから2週間が過ぎた。
たぶん雑種なのだろうが、ロシアンブルーのような毛並みをしていてちょっと高級そうなので、世話をするのが大変だからと反対する女房子どもを押切って飼い始めた。(普通は子どもが拾ってきた子猫を、親が飼うのを反対するらしい。) 猫用トイレを買ってきて猫用の砂を入れると、教えもしないのに用を足したので、なんと賢い猫だろうと感心していたのだが、ここ何日かはよく食べる割にはウンチをしない。不思議に思っていると、やがて部屋中に悪臭が漂ってきた。ソファーの後ろをトイレにしていたのだ。 女房子どもの言うことを聞けばよかったと思いながら、くさい臭いに耐えつつ今日もひとり消臭剤をスプレーするのであった。(しつけは最初が肝心らしいが、もう手遅れかも。) 2002/6/12 大江戸線
久しぶりに東京の都心に行く用事があり初めて大江戸線に乗った。
大江戸線は都庁前を起点に蔵前・両国・築地市場・六本木など関西人にとっても馴染みのある場所を経由して練馬区の光が丘まで6の字状に運転をしている地下鉄である。 この大江戸線の車両は不思議なことに、ドア付近の蛍光灯だけにカバーがついていて座席の上の蛍光灯にはカバーがついていない。 まえにも戯言で書いたのだが、関西の通勤電車にはほとんど蛍光灯にカバーがついているのに東京の電車にはカバーがついていない。東京の電車にカバーがつけられない理由と、大江戸線の車両のドア部分の蛍光灯だけにカバーがついている理由を是非知りたいものである。 2002/6/5 ホトトギス
ここ相模湖では、ウグイスやホトトギスやキジやコジュケイの鳴き声で毎朝目を覚ますことができ、
考えようによっては非常に贅沢な生活をしているともいえる。
この時期、朝から(時には夜中も)よく鳴くのはホトトギスである。 ホトトギスはカッコウの仲間でウグイスの巣に托卵をすることで有名である。 繁殖期の雄の鳴き声は「特許許可局」とか「テッペンカケタカ」と聞こえるといわれているが、ここのホトトギスは無礼にも「禿げたか!禿げたか!てっぺん禿げたか!」とわめくのだ。 私は別にてっぺん禿げていないので、気にしないが、気分を悪くする人もいることと思う。 (気にしていないのなら何故こんなことを書くのだ?) |