東京弁は感染るんです
我が家には2階の屋根より高くなって、猫の額ほどの庭にはおよそ似付かない桂の木がある。
桂の木は山地の渓流沿いに生える、新緑と黄葉が美しい落葉高木である。
相模湖町の木にもなっていて、我が家の桂は10年ほど前に町のイベント開催時に30cmほどの 苗木が配られていたものをもらってきて植えたものである。
桂の落ち葉は、不思議なことにかすかな醤油の香りがする。
日本人は欧米人のことを「バタ臭い」というが、欧米人に言わせれば日本人は「醤油臭い」のだそうだ。
この時期の我が家は典型的な日本人の臭いがしていることだろう。 (私は前世犬だったのではないかと思うほど鼻が利いてこの醤油の臭いが気になるのだが、 家族のものは誰もわからないらしい。。。きっと前世も人間だったのだろう。)
八王子のいちょう祭りに行ってきた。
八王子と高尾の間の甲州街道沿いで今日と明日いろいろなイベントが行われ、多くの人出でにぎわう。
イチョウは雌雄異株で、雌雄性はXY型の性染色体によって決められるそうで、これは人間の性決定の場合と同じである。おまけにイチョウの雄株は花粉ではなく精子を持っているのだそうで、何か身近に感じられる樹である。
JR東日本で明日SuicaというICカードの定期券がデビューするそうだ。
自動改札を通さずに改札機の読み取り部にタッチするだけで通過できるので、いちいちパスケースから取り出さなくても良いらしい。
20数年前神戸から東京に出てきたとき、関西の地下鉄や私鉄はほとんど自動改札であったの に、東京には自動改札がなかったので驚いた。東京は人口が多くて労働力が余っているから、就労対策のためにあえて自動改札機を導入しないのではないかとも思ったものだ。
東京の人は、自動改札化されていない地方の駅を見ると田舎の駅だと思うようだが、20年前は東京の駅全部が田舎の駅だったのに、たいした進化である。
そんな話は聞いたこともなく普段はそんなことをまったく忘れているし、別に病気というわけでもないのだろうがアスパラガスを食べた後は気になっていた。
臭いオシッコを出し、かつその臭いを感じるなら、ベーブ・ルースと同じ遺伝的性質を持っていることを自慢していいのだそうだ。(そんなこと言われてもねぇ)
鉄道雑誌に載っていたが小田急に新しい通勤車両が出来たそうである。写真で見ると京浜東北線の電車によく似た、大量に人を運ぶのだけが取得ですといった雰囲気の電車である。
車内の写真も載っていたが、案の定天井の蛍光灯が剥き出しである。
昔から不思議に思うのだが、東京の通勤車両の蛍光灯にはカバーがついていないのだ。
関西の電車では阪急も阪神もすべての車両の蛍光灯にカバーがついているし、中小私鉄の山 陽電車でも、古い車両以外は蛍光灯にカバーがついている。
東京の電車でも新幹線などは間接照明になっているし、JRや小田急の特急用車両にはカバーがついているので、通勤用車両では雰囲気などは関係なく、とにかく大量に人が運べさえすればそれで良いということなのだろう。
普通は気にならないのかもしれないが、私にはどうも東京の電車の雰囲気が好きになれない。
最近の温泉ブームに乗せられて、温泉にはよく行く。となり町の藤野に町営の温泉施設があって手頃なので毎週のように行っている。脱衣場にある成分とか適応症などが書かれた成分分析表を見ていると、よくわからないけれどいかにも疲労から肩こりからたちどころに直ってしまうような気になってくる。
藤野の温泉も循環だが、源泉の湯といって源泉をためた浴槽もあり、ぬるくて長時間入っていられる。ただし、循環していないので湯が汚れているときがある。きれいな循環湯と汚れた源泉でははたしてどちらに効能があるのだろうか。
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