東京弁は感染るんです


今日の症状
(2003年11月の症状)

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2003/11/16 どん兵衛リポート

昨日紹介した西日本仕様と東日本仕様の日清食品「どん兵衛 サクサク天ぷらそば」を食べ比べてみた。
フタをあけると、粉末スープの入っている袋の文字の色が、西はピンク、東は緑になっている。
原材料も記載されている順が西と東では異なり、東は香辛料以下植物油脂、乳糖、酵母エキス、魚醤、昆布エキスの順に書かれているのに対し、西は昆布エキス、酵母エキス、魚醤、植物油脂、乳糖の順になっている。
西のほうが昆布エキスをより多く使用しているということだろうか。
原材料で東には記載されている酸味料が西にはかかれていない。
麺の上に載っているねぎも、東の方は白い部分が多かったが、これはたまたまそうなっただけなのかもしれない。
肝心の味のほうであるが、私には甲乙付け難くどちらも口にあわなかった。
一緒に実験に参加させた高2の娘と娘の友達は、口を揃えて「東のほうが体に悪そう」な味がすると言っていた。(東のほうが、味が濃いということ)
つまらないことをして、貴重な日曜日の午前を無駄に過ごしてしまった。


 西日本仕様。  ねぎは青い部分が多いような気がする。
 東日本仕様。  ねぎは白い部分が多いような気もする。

西と東でカロリーの他にビタミンB1、B2、カルシウムも異なる。
西はビタミンB1:0.24mg、B2:0.23mg、カルシウム:131mg。
東はビタミンB1:0.21mg、B2:0.19mg、カルシウム:149mg。
それがどうした、と言われても困りますが。


 
2003/11/16 題字の背景

2003年6月13日の「今日の症状」で、朝日新聞の題字の「朝」と「新」の字が正規の文字と違う理由と、題字の背景が東京本社とそれ以外の大阪、西部、名古屋の3つの本社で違うことを書いたが、今回の長崎出張で西部本社発行の朝日新聞を調達してきたので比較してみた。
今まで特に気にもしなかったが、よく見ると東京の背景はサクラには見えない。
サクラは離弁花植物なので、花びらが5枚ともすべて分離しているのだが、東京の背景のサクラは合弁花植物のように描かれている。
新聞の題字の背景なので、肝心の内容が正しく報道されてさえいれば、サクラであろうがキクであろうが別にかまわないが、善悪(ヨシとアシ)を書き分けるという意味が込められて葦が描かれている東京本社以外のほうが題字の背景にふさわしいような気がする。


 東京以外の朝日新聞。  東京の朝日新聞。


 
2003/11/15 どん兵衛 西・東

西と東でうどんの味が違うのは有名だが、カップうどんも東西で違った味付けがされているらしい。
一昨日から出張で長崎に行っていたのだが、コンビニに入ったときにこのことをふと思い出した。
カップ麺といえども東京のうどんはどうも口に合わないので、もしカップそばも東西で違った味付けがされているのであればホームページのネタとして味の比較でもしてみようかと思い、日清食品の「どん兵衛 サクサク天ぷらそば」を手にとって見ると、パッケージ側面の製造者表示の下には小さく(W) (WestのW)と書いてある。東京で売られている物には(E) (EastのE)と書いてあるはずだ。
ということで、今回の長崎出張のお土産はカステラでもちゃんぽんでも皿うどんでもなく「どん兵衛 サクサク天ぷらそば」の西日本仕様になったのである。


 西日本仕様。  西は473kcal。

 東日本仕様。  東は475kcal。

西と東で違うカロリーの差は微妙に異なる脂質と炭水化物の質量差からきていると思われる。
ちなみに、たん白質と炭水化物は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcal。
だから、西日本仕様は 10.3×4+22.3×9+58.0×4=473.9kcal
東日本仕様は 10.3×4+22.4×9+58.1×4=475.2kcal
小数点以下は四捨五入ではなく、切り捨てにされているようだ。


 
2003/11/6 頭のアクセント

「大阪府のことば」(明治書院)という本に大阪方言の3拍以上の語は世代によって、あるいは人によってアクセントが違うことがよくあると書かれていた。
例えば「頭」という語。
中年層なら人によって「アタ^マ」 (●^の音を高く発音する) とも「ア^タマ」とも言い、高年層なら「ア^タマ」あるいは「ア^タ^マ」、若年層はたいてい「アタ^マ」と発音するそうである。
私は「ア^タ^マ」と発音するが、気づかない間に高年層になってしまったのか、あるいは神戸方言と大阪方言では違うのか、謎である。




2003/11/1 ICOCA

東京版の新聞には載っていなかったようだが、今日からJR西日本のICカード「ICOCA(イコカ)」のサービスが実施されているはずである。
東京圏では一足早く一昨年の11月からICカード「SUICA(スイカ)」が導入されている。
自動改札機の導入など、鉄道に関するサービスや技術は関西の方が進んでいたので、ICカードについては一歩遅れを取ったようだ。
定期入れから定期券を取り出して自動改札機に入れて、またそれ取って、といった面倒がなくなってこのようなサービスは大歓迎だが、考えてみれば昔は駅員に定期券を見せるだけでよかったのだから、ICカードよりも格段便利だったのだ。


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