東京弁は感染るんです


今日の戯言
(2002年1月の戯言)

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関西弁とはあまり関係のない戯言などを徒然に。



2002/1/31 アナウンス

新幹線をはじめ最近の電車では車掌の肉声ではなくて録音でアナウンスするが流行っていて、親切に英語のアナウンスまで流している。アナウンスされる駅名は英語風に発音されるのが普通である。
この間乗った神戸の地下鉄海岸線の電車では駅名だけは日本語風に発音されていた。
「Next stop is さんのみや、はなどけいまえ」という感じであるが、外国人にはどのように聞こえるのだろう。
もしパリの地下鉄に日本語の案内があって「つぎは Porte Maillotです」と言われても私には「つぎは」と「です」しか聞き取れない。
外国人にもNext stop isしかわからないような気がするのだが、そんなことはないのだろうか。
(Port Maillot :一度だけ行ったことのあるパリで泊まったホテルの近くの駅。なんでこれがポルトマイヨと読めるんやろ?)




2002/1/27 新快速

久し振りに関西の鉄道に乗ってきた。
東京人には馴染みはないだろうが、関西ではJR西日本に新快速という種類の電車が走っていて、この電車の早さは想像以上である。
平行する阪神・阪急の特急が大阪梅田-神戸三宮間を30分弱で走るのに対し、JRの新快速は最高速度130km/hでぶっ飛ばし、この間をわずか19分で走り抜ける。しかも車両は高級感のあるクロスシートである。
東京圏では新快速に相当する高速列車は一つもない。いまだに東海道線では古いボックスシートの電車がトロトロと走っている。
東京圏に住んでいると、なんでも東京が日本で一番のような気になってくるが、通勤事情ひとつとっても東京が一番ということは無いのだ。




2002/1/19 腸内細菌

おかながゴロゴロする。たぶん食べ過ぎだと思うのだが、腹の中で悪玉菌が増えているのかも知れない。
人間の腸の中にはなんと100兆個(というか100兆匹というか)もの腸内細菌がいるのだそうである。 たしか人間の体細胞は全身で60兆個と聞いたことがあるが、人間の細胞よりその人間の腸の中にいる細菌のほうが多いというのはどういうことなのだろう。
おなかがゴロゴロするのだから当然ガスが出るのだが、人間だれでも1日に1〜1.5リットルくらい出しているそうだ。よく考えれば当然なのだろうが、このガスの中には大腸菌などの腸内細菌がいっぱい入っていて、プーッとやって、その臭いが鼻に届いたときには鼻の穴に大腸菌がついているらしい。
大腸菌が見えなくてよかった。。。




2002/1/13 オオイヌノフグリ

ひだまりではもうオオイヌノフグリとホトケノザ(これは七草のホトケノザではなくピンクの小さな花をつけるシソ科の植物でこいつは食えない)が咲いていた。
しかしイヌノフグリ(犬の陰嚢)とはなんというネーミングだろう。これは実の形からつけられた名前で、和歌山県の有田地方ではそのものずばりイヌノキンタマというらしい。
他にもカシパンとかタコノマクラ(どちらも菓子パンのような形をしたウニの仲間)とかスベスベマンジュウガニ(こいつは毒をもっている)とかヘクソカズラ(屁糞蔓 小さな白い花をつけるつる草で悪臭がする)とかケッタイな名前をつけられた動植物は結構ある。
こういう和名をつけたひとはしゃれがわかるというか、何というか。。。




2002/1/12 杉

我が家から見える山のの木が、いまにも花粉を飛ばしそうに茶色くなっている。ここからは春になるとの黄色い花粉が煙の様に舞い上がるのがよく見えるのだ。
あとひと月ぐらいは大丈夫だと思うが油断はできない。
私の花粉症歴は長く、小学校の高学年のときから春先になると鼻風邪をよくひくなぁと思っていたのだが、今思うとこのころから花粉症にかかっていたようだ。(当時は花粉症など世間では認知されていなかった。)
花粉症は大気汚染と関係が深いとも言われている。ここ相模湖は都心に比べれば空気はまだきれいだと思うのだが、花粉の煙の中にいるようではあまり関係ないのかもしれない。
発病すると夜は息ができなくて睡眠不足になるので、今のうちに寝だめでもしておこう。




2002/1/7 七草

今日は七草。七草は一般にセリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(タビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)の7種をいう。
神戸の実家では母が「七草なずな、唐土(とうど)の鳥と、日本の鳥が、わたらぬ先に・・・(あとは知らない)」と言いながら七草を刻んで七草粥を作っていた。
よくわからない呪文であるが、たぶん大陸から飛んでくる害鳥や日本の害鳥が農作物を荒らさないようにとでもいう意味ではないかと思う。
神戸では家の周りに七草など生えていないので市場で買っていたが、ここ相模湖ではわざわざ雑草を買わなくても家の周りにいっぱい生えている。




2002/1/6 松の内

関西では松の内というのは1月15日までだったと思うのだが、どうも関東では1月7日までを松の内というらしい。
困るのは今ごろになって出さなかったひとから年賀状が届くことである。いまから書いても関東の松の内までには届きそうもない。
そもそも年末の忙しい時期に、テレビの正月番組の録画みたいに年明けのことを言うのではなくて、正月になってから年賀状を書くほうが正しいような気もするので、今届く年賀状のほうが正統派なのかもしれないのだが、いずれにしても買いにいかなくてはもう手元に年賀状は残っていない。




2002/1/2 水菜
        
水菜は関西以外では京菜と呼ぶアブラナ科の野菜である。畔の間に水を引いて作ったので水菜というのだそうだ。
関西の雑煮は白味噌仕立てが一般的だが、正月二日にはこの水菜を入れたすましの雑煮を食べるところが多い。雑煮といっても焼いた丸餅(白味噌の雑煮では餅は焼かない)と水菜を入れただけのいたってシンプルなもので、あっさりしていて大変美味しい。
他に水菜といえば、鯨と水菜を煮た「はりはり鍋」が関西では有名だが、関東ではあまり馴染みがないし鯨自体が高級品となって手に入らない。子どもの頃には特別旨いともなんとも思わなかったが、簡単に食べられないとなると無性に食べたくなってしまう。




2002/1/1 あけましておめでとうございます
        
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。 おかげさまで去年8月15日にHPを開設して以来、毎月1000件以上アクセスしていただき、HPを通じて多くの方ともお知り合いになることができました。
本年も関西弁関連のネタ発掘に励みますので( ほかにもっとやらなあかんことがあるやろ!)、引き続き「東京弁は感染(うつ)るんです」をどうぞよろしくお願いいたします。




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