東京弁は感染るんです
asahi.com関西版の「かきくけこどものはひふへほんま?」。 前回の「数の数え方。関西では歌うように数えるの?」に続いて今回は、「♪ゆうたろ ゆうたろ...って、ゆうた?」 私のサイトは元祖なので、もちろんこの「♪ゆうたろ ゆうたろ」も2001年9月1日に開講した「関西弁基礎講座 第5講 関西人は歌が好き?」で既に取り上げている。 ただし「♪ゆうたろ ゆうたろ」ではなく「♪ゆうたんねん こぉたんねん」。 asahi.comの記事によると、地域によっていろいろなバリエーションがあって、北九州では「あーりゃりゃこりゃりゃ」。石川はで「しーらんぞしーらんぞ」。大阪では「あーかんのにあかんのに」。そして神戸は「ゆうたろこたろ」。 関西弁基礎講座として大々的に取り上げた「♪ゆうたんねん こぉたんねん」はどうも神戸限定だったらしい。 なおこの記事によると、今の神戸の子どもは「やぁっちゃったやっちゃった」とか「だーめなのにだめなのに」というそうだが、完全に東京弁が感染(うつ)っている。。。 これもasahi.comの記事から勝手に引用。著作権上かなり問題。 なお、私のサイトは元祖なので、上の楽譜ほど単純ではなく二部合唱(?)になっている。
asahi.com関西版の「かきくけこどものはひふへほんま?」に「数の数え方。関西では歌うように数えるの?」という記事が載っていた。 数の数え方については我がサイトで取り上げたほうが遥かに古く、2001年の8月にサイトオープンしたときからのコンテンツにしている。 そんな自慢はどうでもよいことだが、この記事に載っている楽譜と私が作った楽譜では音程とリズムが微妙に違っていることがわかった。 音程についてはこの記事にも書かれているが、数を数えるときのメロディは、地域、年齢などによって音程は微妙に違っていて、特に「9」のところで音程を【上げる】人が多いらしい。 私も「9」ところで音程を上げるが、さらに「5」でも音程を上げる。こちらのほうが音楽的にも面白いと思う。 私のサイトは元祖なので、『数を数えるときのメロディは、地域、年齢などによって音程は微妙に違っていて、特に「9」のところと「5」のところで音程を【下げる】人が多い』と注釈でもいれようかと思案している。 上の楽譜はasahi.comの記事から勝手に引用したので著作権上問題があるかも。 指摘されたら削除します。 なお、私のサイトは元祖なので1から10ではなく、1から40までの数え方を載せています。
先月に引き続き、北海道で手に入れた「くうかい北海道」というフリーペーパーに載っていた北海道弁小辞典から。 北海道では「かく」とか「ひっかく」ことを「かっちゃく」というらしい。 「昨日、彼女とケンカしてかっちゃかれた」という例文が載っているが、暴力をふるう彼女とは別れたほうがよろしい。 「かく」といえば、私の父や祖父は机などを持ち上げて運ぶことを「かく」と言っていたことを思い出した。 「持ち上げる」でも「運ぶ」でもなく「持ち上げて運ぶ」ことを「かく」というが、標準語に比べると豊かな表現だと思う。 大阪ことば事典に「かく」は載っていなかったので大阪弁ではないようだが、神戸から西の方で使われる方言らしい。 「かっちゃく」:さし木やつぎ木をするとき、根がついて生長することも「かっちゃく」と言いますが。。。 |