東京弁は感染るんです



今日の症状
(2005年5月の症状)

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2005/5/28 魚の並べ方

GWに帰省したときに集めてきたネタを小出しに。。。
今回は魚屋における魚の並べ方の違いについて。
2003年3月23日の「今日の症状」で、魚屋での魚の並べ方が東京と大阪で違いがあって、東京は客から見て必ず横一列に並べるのに対して、大阪は縦に並べるらしいと書いたが、神戸の魚屋でも縦に並べてあるのを確認してきた。
確認した場所は、神戸湊川の東山商店街。
母が入院している「しあわせの村リハビリテーション病院」からバスで神戸駅に帰る途中に下車してみた。
東山商店街は「神戸の台所」と言われているようで、昔懐かしい感じがする商店街である。
魚屋もたくさんあったが、午後だったので店じまいしかけている所も多かった。
しかし、どの店も魚は確かに縦に並べられていた。
そういえば、「魚」という文字は、魚を縦に置いた形を現す象形文字から来ているのではなかっただろうか。




写真が小さすぎてよくわからないが、魚屋のおっさんがいる前で写真は撮れない。
遠くから気づかれないようにさりげなく撮ったので。。。






2005/5/21 ロード

大阪の道路は、南北に走る幹線を「筋」、東西に走る幹線を「通り」と呼ぶので、東西南北関係なく「通り」と呼ぶ東京の道に比べると、大阪の道はわかりやすい。
神戸も大阪と同じように東西を「通り」、南北を「筋」と呼んでいるが、最近「筋」が「ロード」に取って代わられようとしている。
神戸のハイカラ文化の発祥の地として有名な「トアロード」も昔は「三宮筋」と呼ばれていたらしい。
ゴールデンウィークに帰省したときに元町を散歩していて、生田筋が生田ロード、鯉川筋がメリケンロードと呼ばれていることをはじめて知った。
他にも、パークロード、タワーロード、マリンロード、メールロード、ハーバーロードと呼ばれるロードがあるらしいが、どこがどこだかさっぱりわからない。
神戸を離れて25年、神戸は遠くなりにけり。。。



   生田筋でええやん。





2005/5/16 ひやしあめ

Blogにも書いたが、神戸に帰ったとき自動販売機に「ひやしあめ」があったので、思わず買ってしまった。ジンジャエールの気の抜けたような味で、微妙な味わいである。

『あめゆ:水飴を湯に溶かし、少量の肉桂を加えたもの。腹の薬、また、暑気払いとして、夏の飲料とされた。《季・夏》』(国語大辞典 小学館 1988)

「あめゆ」は辞書に載っていたが、「ひやしあめ」は載っていなかた。
「ひやしあめ」とは文字通り「あめゆ」を冷やしたもので関西では割とメジャーな飲み物だが、関西人でも「ひやしあめ」が好きだという人はそう多くはないような気もする。
下の写真のように駄菓子屋の店先などで売っているの見かけることもあるが、最近では珍しい光景かも知れない。
それにしても、冷たい「ひやしあめ」ではなく温かい「あめゆ」が夏の季語だとは知らなかった。



 一杯50円はかなり安いかも。





2005/5/7 神戸弁

3日の夜から一人で夜行バスに乗って神戸に帰った。
母が今年の正月に緊急入院をしてこのときは家族で帰ったが、交通費だけて10万近くかかってしまった。今回はリハビリの様子を見に行くだけなので一人夜行バスで帰った。交通費も夜行バスだと往復で1万円。
バスに乗って発車を待っていると、時間通りに来ない乗客もいるようで、「時間過ぎてもけーへんがな」とか「誰々さんは、まだ来(き)とってないよ」とか「何番言うてでした?」とか、運転手と係員の会話が聞こえる。
「来(き)とってない」は神戸弁で、大阪弁では「来てはりません」と言う。
「言うてでした?」も大阪弁では「言わはりました?」になって、この「て」というのが神戸弁の微妙な敬語表現なのである。(ただし、年配の人しか使わなくなっているらしい。私も使わない。)
また「けーへん」は神戸では中年より上の年齢層が使う言葉で、若い人は「来(こ)ーへん」と言うのが普通らしい。
神戸に着く前から神戸弁が聞けるバスの旅もなかなか楽しい。



 新宿都庁大型バス専用駐車場出発。このバスも神戸ナンバーだった。
 窓から見える六甲山脈。神戸に着いたという気分になれる風景。




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