東京弁は感染るんです
関西の家庭のタコの年間消費量は関東の2倍もあるらしい。 関西人はタコが好きなのである。 先日、仕事で東京の目黒に行ったとき、蛸薬師というお寺を見つけた。 京都には蛸薬師というイボ取りのご利益があるといわれている有名なお寺があるが、東京にも蛸薬師があるとは知らなかった。 ここには「信じて願えば何でも治る」といわれる御撫石(おなで石)という石があって、願い事をしている間はタコを食べてはいけないのだそうだ。 私は元関西人だが、タコなど一生食べなくても平気である。 (と書いたが、一生タコヤキを食べなくても平気かと聞かれると即答できない。) イボを取るたけではなくて、福まで吸い寄せてくれるらしい。
今日乗った中央線快速の車両番号は「クハ201-1」。 201系のファーストナンバーである。 それがどうした、と言われると別にどうもしないのだが、電車好きにはちょっと嬉しい。 201系というのはJR中央線の快速に使用されているオレンジの車両で、1979年に開発されたというから、私が神戸から東京に出てきた時とほぼ同じ頃に登場して、今まで20年以上も走りつづけている。 関西でもJR西日本の東海道山陽線の各駅停車として活躍していて、こちらの色はスカイブルー。 ネットで調べたところによると、JR西で一番若い番号は「61」だそうである。 JR西でも東でも走っている車両だというだけで、特に関西弁の話題とは関係なし。。。
今年はスギ花粉の飛散量が少ないようで、例年ならこの時期になるとティッシュペーパーは1日でなくなってしまい、鼻のまわりが「ガビガビ」になるのだが、今年はまだそこまでひどくない。 この「ガビガビ」という言葉、私が神戸にいるときには聞いたこともなかった言葉である。 では、「ガビガビ」に相当する言葉は、というと私は「コベコベ」と言っていた。 大阪ことば事典には載っていなかったので純粋な関西弁かどうかはわからない。 ネットで調べてみると、よみうりテレビのアナウンサーである道浦俊彦氏の平成ことば事情というコラムに「こべこべ」について書いてある。 これによれば、兵庫や京都では使われているらしいので一応関西弁ということになる。
雛人形の並べ方が関西と関東で違うことを2月22日の「今日の症状」に書いたが、雛人形の5段目にいる仕丁という三人の従者の衣装や持ち物も関西と関東では違うらしい。 関西ではほうき、熊手、ちりとりを持っているのに対して、関東では沓台(くつだい)、台傘(日傘)、立傘(雨傘)を持っているのだそうだ。 メルマガの記事を書くときに調べてわかったのだが、我家の雛人形はガラスケースに入った3段飾りで、仕丁がいないので確かめられない。 三人官女の真ん中の人形には眉毛がないのだということもこのとき知った。 ほぼ毎年、20年近く飾っていて、我家の三人官女にも眉毛がないことが初めてわかった。 真ん中の官女。眉毛なし。 左の官女。眉毛あり。 |