東京弁は感染るんです
東京上野の不忍池ではハスの花が咲き出したらしい。
ハスには花を観賞する「花バス」と、食用のレンコンの収穫を目的としたハスを「食用バス」があるのだそうだ。 最近気づいたのだが、東京ではレンコンのことを単に「ハス」という人がいる。 ハスの天ぷらなどと聞くと、極楽浄土に咲く神聖な花を天ぷらにしてあるかと思ってしまうが、なんのことはない普通のレンコンの天ぷらのことである。 レンコンは好きなほうでよく食べるから、これをハスと言われると違和感を覚えてしまうのだ。
2002年の降雨の的中率は過去10年間で最低の水準になることが気象庁の統計でわかったという記事が新聞に載っていた。
それでも的中率は81%あって、前年に比べて2ポイント下がったそうである。2ポイントぐらい誤差の範囲だと思うのだが、新聞記事になるぐらいであるから、そうでもないようである。 天気予報の的中率といえば、関西に比べて関東の天気予報はよく外れるような気がしていたのだが、調べて見ると、やはり関東の予報は難しいのだそうだ。 地形のせいで、天気図に表れないほど狭い範囲で雨が降ることも多く、予報が外れることも多くなってしまうらしい。 関西と関東では天気予報の的中率まで異なるようである。
今日から大相撲名古屋場所が始まる。
相撲界は格式を重んじる上下関係の強い縦社会なので、形式ばったことや縦社会の嫌いな関西人に相撲界は合わないため、関西出身の力士が少ないのだという説があるそうだ。 今場所の番付から力士の出身地を見てみると、青森の7人を筆頭にモンゴル4人、愛知3人の順で、京都・大阪出身の力士は1人もいない。 関東・関西別で見ると、関東は東京2人、千葉2人、茨城2人、栃木1人の7人いるのに対して、関西は兵庫2人、和歌山1人、滋賀1人の4人だけで、関西出身力士が少ない。 そう言えば、力士が関西弁で話すのを聞いたことがないが、確かに力士が関西弁では強そうに見えないような気がする。
今年二十歳になった長女の成人式用着物のダイレクトメールが毎日のように届く。
酪農をやりたいといって北海道の大学に行っている娘は、着物よりもツナギのほうが似合うので、まさか成人式に着物を着たいと言い出すとは思ってもみなかったのだが、母と娘で着付けの予約がどうの写真がどうのと連絡を取り合っている。 成人式までまだ半年もあるのに、予約などは今でももう遅いぐらいなのだそうだ。 私は着物そのものには関心がないが、いい機会なので関東と関西で違いなどがあるのかをネットで調べてみた。 東京では帯をアクセントにして個性の違うものを組み合わせるのに対して、京都では着物を帯になじませるなどと書いてある。 襦袢の衿や帯の巻き方も違いがあると書いてあるページも見つけた。 関東衿、関西衿という言葉があるらしいが、私にはなんのことがかわからない。 それにしても、人生の中の通過儀礼として成人式に着物を着ることは意味があることかも知れないが、半年も前から大騒ぎするのは全くばかげている。 |