東京弁は感染るんです


今日の症状
(2003年1月の症状)

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2003/1/29 しつこく丸かぶり寿司について

ちょっとしつこいが(関西ではひつこいと発音する。東京弁感染が進んだ私でも「ひつこい」と発音する。)節分の丸かぶり寿司について調べてみた。
「海苔ジャーナル」のHPによると( http://www.j-nori.com/ )、節分の夜にその年の恵方に向かって願い事を念じながら巻き寿司を丸かぶりすると願い事が叶うという関西地方のいわれを取り込み、大阪府内の海苔問屋の経営者たちが 昭和50年から道頓堀で始めた海苔祭りで海苔巻きの早食い競争として丸かぶりを利用したことが全国に普及したきっかけだという。
しかし、神戸の実家では私が子どもの頃から節分には巻き寿司を丸かぶりしていたので、我家は海苔業界の販売戦略が展開される以前から関西地方のいわれを忠実に実行していたことになる。
それにしても「海苔ジャーナル」とは不思議なジャーナルがあるものである。





2003/1/24 恵方巻き

セブンイレブンのレジに「恵方に向かって丸かぶり!!恵方巻で福招き」と書かれたチラシが置いてあった。
サークルKの入り口には「はるか昔より節分には恵方寿司」というコピーも貼られている。
節分にまるかぶりをする巻き寿司には「恵方巻」とか「恵方寿司」とかいう名前があるらしい。
子どものころ節分に巻き寿司をまるかぶりした記憶はあるが、この寿司にこんな名前がついていたとは、元関西人の私も知らなかった。
また、このチラシには「節分の日に、幸と長寿を願い清めのそばをどうぞ」と「節分そば」なるものも宣伝されていて、次期節分の風習になることを狙っているようだ。
節分には巻き寿司食ってそば食って歳の数だけ豆食って、おまけに節分が終わればバレンタインのチョコも待っている。(待っていない)





2003/1/20 誠実そうなアクセント

ハンバーガー店やコンビニだけでなく、ラーメン屋なども大型のチェーン店ともなると店員の対応はマニュアルどおりにみんな同じ言葉遣いで対応してくれる。
先日行ったチェーン店のラーメン屋でもアルバイト学生らしい店員がいかにもマニュアルどおりという感じで注文を取りに来た。
しかしアクセントが標準語のアクセントではなく、茨城弁か栃木弁かあるいは福島弁かといった感じなのだが、なぜか非常に誠実そうに聞こえるのだ。
方言で話してると誠実そうにきこえると女房に言うと、関西弁ではそうは聞こえないという。
東京人の妻は関西弁(人?)に反感を持っているらしい。





2003/1/15 まるかぶり寿司

去年もちょうど同じ日に「今日の症状」で節分のまるかぶり寿司のことを書いたが、関東地方のコンビニでも年々このまるかぶり寿司の宣伝が派手になってきているようだ。
去年は店内に小さな張り紙があった程度だったのに、今年はローソンでもファミリーマートでも入り口にまるかぶり寿司の予約を促す横断幕が掲げてあるし、店内でもまるかぶり寿司の予約はお早めに、といったCMが流れている。
昔ながらの風習であれば予約をしてでも食べなければ気がすまないという人もいるだろうが、最近になってコンビニを通して関西から入ってきた風習に対し、2週間3週間も前から予約までしてわざわざ切っていない巻き寿司を食べる人が関東に何人ぐらいいるのだろうか。





2003/1/3 田舎

「今年は田舎に帰らなかったんですか?」とよく聞かれる。
私の出身地神戸市は相模湖町にくらべて150倍ぐらい(人口比)都会なのだが、田舎扱いされる。
もちろんここで言う田舎とは都会から離れたへんぴな場所という意味ではなく、地方にある生まれ故郷と言う意味なのだが、それにしても関東の人にこう言われると、東京あるいは関東が日本の中心なのだという響きが感じられて気分が悪い。(もちろんこちらが勝手にそう感じているだけなのだが。)
勝手にそう感じているといえば「首都圏」といういい方。「関東圏」とは言わず「首都圏」と言うところに東京中心主義の臭いがして気分が悪い。
あと、おせち料理の食べすぎと飲みすぎで気分が悪い。





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