前から一度は行きたいと思っていた目黒寄生虫館へ昨日行ってきた。
寄生虫の博物館は世界でただひとつ、目黒寄生虫館だけらしい。
昔は大学の研究者や学生ぐらいしか訪れる人はいなかったそうだが、最近ではデートスポットとしても利用されているらしく、昨日も何組ものカップルが訪れていた（お化け屋敷と勘違いしているのかも知れない）。
私が見たかったのは8.8mのサナダムシ（日本海裂頭条虫）の標本。
最近の研究によると、サナダムシは人体内においてアレルギー反応を抑制する成分を分泌していて、サナダムシが体内にいると花粉症などのアレルギー症状が抑えられるらしい。
折りしも本日、花粉症が発症してくしゃみと鼻水が止まらないのだが、アレルギー症状が抑えられるとしても、サナダムシは長すぎる。



　　
　右端が8.8mのサナダムシ。同じ長さの紐が横に掛けてある。
もしサナダムシがムカデのように体節ごとに足でも生えていたならこれほど恐ろしい生物はいないと思うが、サナダムシには手も足もないので怖くはない。