東京弁は感染るんです
カラスウリの花が咲いていた。
秋になると赤いカラスウリの実はよく見かけるが、花は夕方咲いて朝になるとしぼんでしまうので目立たない。 妖艶というか、妖気が漂ってきそうな雰囲気さえ醸し出すような不思議な花である。 昔、散髪に行くと仕上げに首筋にパンパンと天花粉をつけてくれたことや、風呂上りに天花粉をつけてもらったことを思い出した。 天花粉とは今で言うベビーパウダーのことだが、この天花粉はカラスウリの仲間のキカラスウリ(黄烏瓜)の根からとったでん粉で作られていたらしい。 水分をよく吸収するのであせもの治療に効果がある。 もう、8月も終わり。。。 レースをまとって虫をおびき寄せようとしているのだろうか。
よく利用する隣町の温泉に「琴のライブコンサート 入場無料」と書かれたポスターが貼ってあったので、「入場無料」という言葉に引かれて会場の「藤野芸術の家」まで足を延ばした。 演奏は『邦楽はもちろん、前衛ジャズや現代音楽からプログレッシヴ・ロックそしてポップスまで幅広く活動するハイパー箏奏者』の八木美知依さんと共演の高橋弘子さん。 琴というと正月に流れる「春の海」のイメージしかなかったのだが、イメージを覆す琴の音色の豊かさと迫力には感動した。 「春の海」は音楽の教科書にも出てくる宮城道雄の作曲だったと思う。宮城道雄と八木美知依、なんとなく似ているが意識的につけた芸名なのだろうか。 ポスターには「琴のライブコンサート」と書かれていたが、琴と箏は違うそうでWikipediaには『「箏」では柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、「琴」は弦を押さえる場所で音程を決めるという特徴を持つ。』と書いてある。正確には「箏のライブコンサート」。 タダでこんなコンサートが聴けるとは、私の日頃の行いが良いからに違いない。
6月の「今日の戯言」でハチのようなガのような虫の名前を調べた話について書いたが、今回も名前のわからないケッタイな虫を見つけたので調べてみた。 下の写真の虫なのだが、古生代に生息した三葉虫のような格好をしている。 羽のないゴキブリのようにも見えるが、なんの仲間かわからないのでどのように調べたらようのかわからない。 試しに「三葉虫のような虫」で検索してみると、一発解決! 「オオヒラタシデムシ」の幼虫らしい。 シデムシとは、動物の死骸などを食る自然界の掃除屋で、漢字では「埋葬虫」と書く。 親は普通の甲虫(コウチュウ。カブトムシの仲間。カブトムシも甲虫と書くが、ここはコウチュウと読んでもらいたい。)だが、子どもはかなりキショク悪い虫である。 甲虫類の幼虫は土の中に棲むイモムシだと思っていたが。。。 |