東京弁は感染るんです
会社の前に大きなケヤキが何本か植えられている。 今がちょうど芽生えの時期で、同じように育てられたケヤキでも芽生えに早い遅いがあって、もう青々と葉を茂らせている木もあれば枯れているのか思うほどほとんど芽が出ていない木もある。 八百屋の大根も工業製品ではないのでよく見ると一つ一つ微妙に形が違うように、多分植物にも個性があるのだろう。 しかし、考えてみれば芽生えの時期に違いがあることよりも、季節になればまるで打ち合わせでもしたようにシンクロナイズして一斉に芽が出たり花が咲いたりするほうがよほど不思議だ。 埼玉県や府中市や相模原市や町田市や立川市や新宿区や世田谷区など東日本で「県の木」や「市の木」にケヤキを指定している自治体が多い。関西では高槻市の木がケヤキ。
あちこちの生垣で真っ赤な新芽を出したレッドロビン(西洋紅カナメモチ)を見かける。 新芽が赤いのは、春の強い紫外線から新芽を守るためだとか、虫に食べられないようにするためだとか何かで読んだような気がするので、ネットで検索してみたがわからなかった。 ミツバチなどは紫外線が見えるそうだが、昆虫は紫色はよく見えても赤い色は見えにくいのだろうか。 それとも赤い葉っぱは紅葉ですぐに落葉するように見えて、虫はおいしくなさそうだと思うのだろうか。 そもそも葉っぱを食べる蝶や蛾の幼虫に眼などあっただろうか。 考え出すときりが無いが、新芽が赤いのは特に理由はなく葉っぱの赤ちゃんだから赤いだけだったりして。。。 これがレッドロビン。 こちらはカエデ。
3年前の「今日の戯言」で、中国から侵入した寄生バエ(オオミノガヤドリバエ)の影響によりミノムシ(オオミノガ)が絶滅の危機に瀕しているらしいと書いたが、今日、相模湖畔でミノムシの抜け殻を見つけた。 一時数が減ったミノムシも徐々に回復しつつあるらしい。 ミノムシについて調べようと検索していて次のようなBlogを見つけた。 昆虫料理を楽しむブログ「ミノムシべっこう飴のタルトレット」。 『これを読めばみなさんも虫に対する偏見から解放されて、食べてみたくなること請け合いです。』と書いてある。 ミノムシのほかに、ムカデやジョロウグモなどを使ったレシピも載っていて、恐ろしいことに写真まで載っている。 イナゴや蜂の子は食べたことがありそれなりに美味しいと思うが、ムカデとジョロウグモ (「今日の戯言」の記事にリンクしているだけで、いきなり恐ろしい写真が飛び出すようなことはありませんのでご安心を。) だけはいくら美味しくても絶対に食べたくない(というか、見たくもない)。 抜け殻なので、多分オスの抜け殻。メスは一生蓑の中にいるらしい。 |