東京弁は感染るんです
赤い実をつけたヒイラギのリースをドアにかけている家をみかける。 クリスマスといえば赤と緑とイメージがあるが、この赤と緑にも意味があって、赤はキリストの血の色から愛と寛大さ、緑は永遠の命と神の永遠の愛を表しているそうだ。 ヒイラギは、十字架にかけられたキリストがかぶった冠に由来していて、そのとげはキリストの受難の象徴とされているらしい。 この赤い実をつけるヒイラギは、クリスマス・ホーリーとよばれるセイヨウヒイラギで、日本のヒイラギとは種類が違う。 (日本のヒイラギはモクセイ科、セイヨウヒイラギはモチノキ科) 日本でも正月用に赤い実をつけるセンリョウやマンリョウが飾られるが、こちらは愛とも命とも関係なく、千両・万両につながる縁起物。 赤い実をつけたセイヨウヒイラギ。愛も命も大事だけれど、千両・万両・お金も大事。
新宿のゴールデン街にある「クラクラ」というバーで開かれた落語会に行ってきた。 20人も入ればいっぱいになるような会場に30人以上入って大盛況である。 出演は快楽亭ブラ房・快楽亭ブラ談次。演題はブラ談次さんの「近日息子」、ブラ房さんの「明烏」とお二人のリレー落語「らくだ」。 「らくだ」を聞いていると、藤田まことが落語家に扮して「らくだ」を演じていた30年も昔の東芝日曜劇場を思い出してしまった。(多分、稽古熱心なのに、芽が出ない落語家の話だったと思う。) お二人は立川談志一門の快楽亭ブラック門下の前座である。 上方落語は大好きだが、東京落語の真打がずらっと並ぶ「笑点」を見てもさほど面白いとは思わないので、東京落語の、しかも前座の出演ということであまり期待していなかった。 ところが、聞いてみるととても前座とは思えないほどうまい。 立川流の昇進基準には噺以外に舞踊などの修得が必修とされるらしいので、そちらの方が厳しいのかも知れない。 ウチの会社の昇進基準にTOEICの点数が必要なのと似ているかも。 打ち上げにも参加させてもらった。左がブラ談次さん。右がブラ房さん。
生まれてから一度も日の出、日の入りを見たことがない小・中学生が半数を超えているらしい。 日の出のともかく、日の入りも見たことがないとはどういう生活をしているのだろうか。 私は今年の夏まで片道2時間半の遠距離通勤をしていたので、毎朝5時には起きていた。 今は片道1時間半ほどの所に異動になったので、5時に起きる必要はないのだが習慣になっているので今でも5時には目が覚めてしまう。 この季節、5時と言えばまだ暗いが天気のよい日は東の空が赤くなって、神秘的である。 早起きは三文の得と言われるが、夜明けの空を見るだけでも三文以上の得になることは間違いないと思う。 我家のリビングから見える朝焼け。朝からこういう景色が見れるのはちょっとした贅沢。
最近ダチュラという花が植えられているのをよく見る。 エンジェルス・トランペットという愛らしい名前が付いているが、非常に危険な有毒植物で、強烈な幻覚を誘発するらしい。 人の背丈よりも高くなって綺麗といえば綺麗な花だが、有毒植物だということを知っているからかも知れないが、何か悪魔的な美しさが漂っているような気がする。 熱帯性の植物なのだが比較的寒さには強く0度近くまで耐えられるらしいが、12月になっても花がいっぱい咲いているのは少々不気味。 (今日の八王子の最高気温は25.6度。相模湖町のアメダスは降水量しか観測していないので気温はわからないが、多分25度は超えていたと思う。この気温だとダチュラの花が満開でも不思議ではないが。。。) エンジェルというよりもデビルス・トランペットのほうが似合っているような気も。 |