東京弁は感染るんです
車のドアミラーが鳥の糞で汚されている。
糞をしているところを直接を見たわけではないが、これは多分セキレイの仕業に違いない。 セキレイとは河原や畑などでよく見かける尾羽を上下に振りながら歩いている例の鳥(といっても鳥に興味のない人は知らないかも知れないが)である。 セキレイは縄張り意識(意識しているのかどうかわからないが)が強いので、ミラーに写った自分の姿を侵入者だと思って攻撃するといわれている。 相手を攻撃するのであれば、ミラーに写った自分の姿に糞をひっかければよいものを、わざわざ車に糞をひっかけるとは、攻撃ではなくて私の車をトイレ代わりに使っているだけかも知れない。 現場を押さえたわけではないがセキレイの犯行とほぼ断定できる。
いつの間にか隣町のスーパー「グルメシティ」が24時間営業になっている。
こんな田舎のスーパーが24時間営業とは驚きだ。 あえて真夜中に田舎のスーパーで買わなければならない物などあるのだろうか。 24時間営業のコンビニができた時も同じように感じたが、今ではコンビニもファミレスもガソリンスタンドも24時間営業があたりまえになってしまった。 人間寝ないわけにはいかないから、これだけ夜中に起きている人が多いということは、昼間寝ている人も多いということなのだろう。 煌煌とした灯りを見ると、無駄にエネルギーを消費しているとしか思えない。 夜は寝たほうがいいと思う。。。
犬の散歩をしていてカシワの木を見つけた。
カシワといえば、端午の節句の柏餅にこの葉が使われることはよく知られているが、古くから葉は炊事に使われていて、カシワとは炊葉(かしぎは)という意味なのだそうだ。 この木は、秋になっても茶色くなった葉を落とさないので、冬になるとまるで枯れ木のように見える。 枯葉で枝に残り、春に新芽の出るときに新しい葉と古い葉が入れ替わるので、葉をゆずるという点がめでたいとされるのだそうである。 この枯れ木を見てめでたいと感じる感性はめでたいと思う。 めでたいというよりも、小汚い。
あけましておめでとうございます。
ことしも「東京弁は感染るんです」をどうぞよろしく。 2004年最初の話題は、関西ではあまり見かけないおせち料理の食材「ちょろぎ」について。 モスラの幼虫のような形をしているこの食べ物、黒豆に入れるらしい。 私は東京に来て初めて見たのだが、フランスではクリーム煮やサラダなどに利用されるそうなので、 ひょっとすると関西でも食べられているのかもしれない。 「ちょろぎ」は朝、露が落ちて地中にできた球という意味で「朝露葱」からきているらしい。 「千代呂木」や「長老喜」という字を当てて、長寿を表すおめでたい食べ物ということらしいが、どうみても赤いイモムシである。 赤く染めてあるが、生のものは白いらしい。ますますイモムシ。 |