東京弁は感染るんです
旗竿の先の金の玉は
竿頭というそうである。(掲示板の話題から。No.3905 文さんご提供)
多分、一生使うことのない単語だと思う。 なんと呼ぶか知らない物というのは世の中に結構あるように思う。 数ヶ月前、自転車が横から突っ込んできてドアの下の部分が少しへこんだことがあった。 ぶつけられたときには、凹んでいることに気がつかなかったほどの凹みなのだが、プレスラインのところなので修理するとかなりな金額になるらしい。 プレスラインという言葉を知らなかったので、電話でへこんだ部分を説明しようとしてもなかなか説明できない。 「ドアの下の部分で、スジが入っている所」 とか言ってもなかなか分かってもらえない。 「プレスラインのところですか」 と言われて、はじめてあのスジをプレスラインと呼ぶことがわかった。 見積もりでは修理に7万5千円。見て見ぬふりをすることにした。
JR田町駅コンコースにはキョロスクというケッタイなキオスクがある。
森永チョコボールのキャラクター「キョロちゃん」がいるキオスクである。 普通のキオスクで売っている商品の他にチョコボールやキャラメルなど森永のお菓子がいっぱいおいてある。 お菓子のほかにも、金のくちばしのキョロちゃんがプリントさてれいる派手なオレンジ色の「キョロちゃん」ネクタイも売られている。 限定1000本の販売らしいが、キョロスクができて2ヶ月以上経つのにまだ売られているということは、 キョロちゃんマニアは1000人もいないということである。 当然である。 田町には森永の本社がある。キョロちゃんのネクタイ、なんと3150円もするのだ。
我家の玄関脇に植えてあるギンモクセイが満開でよい香りがする。
モクセイといえばオレンジ色の花をつけるキンモクセイのほうがポピュラーだが、ギンモクセイもキンモクセイと同様に芳香を漂わせる。 キンモクセイに比べるとギンモクセイの香りはやや控えめで上品な感じがする(この家の主人と同様!?)。 最近の子どもたち(大人も?)はこの香りをトイレの芳香剤の匂いがすると言って嫌がるという話を聞いたことがあるが、モクセイの香りから秋を感じられないとは可哀想なことだと思う。 中国原産。雌雄異株の植物で日本に入っているのは雄株だけ。
六本木ヒルズのエントランス広場には巨大なクモのモニュメントがある。
高さ10m、重さ11tもあるらしい。 形からすると普通のクモではなくメクラグモのようである。 メクラグモはクモに似ているが別の目に属する節足動物である。クモにしろメクラグモにしろ8本肢のキショク悪い生物であることに変わりはない。 「ママン」と題されたその巨体は腹に卵を抱いていて、かなりキショク悪いので一度見たら忘れられない。そういう意味ではモニュメントとしては大成功なのだろうが、芸術的価値は私にはよくわからない。 六本木なのだから、8本肢のバケモノより6本肢の昆虫のほうがよいと思うのだが。 こんなもんがもし本当に存在していれば恐怖の極みである。 |