東京弁は感染るんです
阪神の優勝を記念したセールを東京の大丸でも実施しているらしいので、通勤帰りに東京駅で途中下車してみた。
特に混んでいるということもなく静かなものである。 近くに阪神タイガースのTシャツやメガホンなどのグッズを売っている店があったが、閑散としてだれも人がいない。 この店は、東京駅の丸の内と八重洲を結ぶ自由通路にあるので店の前の人通りは多いのだが、立ち止まる人はいない。 道頓堀では5300人もダイブし、ロンドンやパリや北京でも虎ファンが大騒ぎしたとニュースで言っていたが、東京は静かである。 閑散。 大丸。 京王。
昨日の夕刊に高さ4mにもなる世界で最も背の高い花が東京の小石川植物園で開花したという記事が載っていた。
都心までの通勤定期があるので交通費はかからない。早速一人で(女房子どもは付合ってくれない)見に行くことにした。 小石川植物園は東京大学の付属植物園で、植物園前のタバコ屋で入場券を売っているという不思議な植物園である。 新聞に載ったので花の前は大行列かと思ったが、暇そうな顔をした10人ぐらいの人が花の周りを取り囲んでいるだけで、少々拍子抜けの感がする。 国内では初めての開花だというのに、世間の人はこのコンニャクの花の化け物には興味がないらしい。 アモルフォファシス・ギガス。キショク悪い色と形。
JR東日本など関東の鉄道では、9月15日から車内における携帯電話のマナーについての案内を変更するそうである。
優先席付近では電源をOFFにして、それ以外の場所ではマナーモードに設定して通話は遠慮せよとのことなので、メールはかまわないということなのだろう。 携帯電話が医療機器に影響を与えるのであればこのような措置は問題だと思うが、多分影響を与える可能性はきわめて低いのだろう。 運悪く電車内にいるときに電話がかかってきた場合、ほとんどの人は申し訳なさそうに小声で話をしている。 本当に迷惑なのは、車内での携帯電話は迷惑になることがあるので遠慮してほしいとうるさくアナウンスする車掌の声と、ヘッドフォーンから漏れるシャカシャカ音である。 車内で携帯電話の電源をOFFにする人はどれぐらいいるのだろうか。
会社の近くには運河があって、ハゼ釣りをしている人なども見かける。
クラゲなども浮いている。思ったほど水は汚れていないのかも知れない。 このクラゲはミズクラゲといって、大量発生して発電所の取水口を詰まらせたりして新聞に載ったりするクラゲである。 クラゲといえば中華料理のクラゲを思い出すが、あれはビゼンクラゲなどを塩漬けにしたもので、このミズクラゲは食べられないと本などには書いてある。 わらび餅のようにも見えて、いかにも美味そうに見えるのだが、本当に食べられないのだろうか。 運河のクラゲでは食べる気にはならないが、もっときれいな海に浮いていれば試してみたい気がしないでもない。 かさの中心の四つの丸い模様は生殖腺。生意気にもオス・メスがある。 |