東京弁は感染るんです
電車の中で関西弁で書かれている広告が目に付いた。 「バイト、せーへん??」と書かれたアルバイト情報サイトの広告で、「500円のクオカード、抽選で1000人にあげるんやけどいらへん?」と書いてある。 気になったのは500円のクオカードではなくて「いらへん?」という表現。 「関西弁基礎講座 第11講」で、関西弁の否定形には「〜へん」と「〜ん」という2種類の否定形があると書いたが、私の場合は「いらん?」とは言うが「いらへん?」とは言わない。 「いらへん?」という否定形が正しい関西弁なのかどうか、「関西弁基礎講座」ではさも関西弁については何でも知っているように書いているが、私にはわからない。 ちなみに、この会社は大阪市北区浪花町にある関西の企業のようだが。。。 私は、東京弁感染により「いらない?」という方が多いかも。
Blogにも書いたように、巨大シイタケが発生したホダ木から今度はまともなシイタケ(下の右の写真)が生えてきた。 焼いて食べたが、採りたてだからなのか濃厚な味がしてとても美味しい。 「方言の読本」によると、シイタケやマツタケの「タケ」は現在では個々の名称を表す語形の一部として残っているだけだが、昔はキノコの総称を表す語形だったらしい。 方言地図(下の左の写真)では神戸や大阪ではキノコのことを「マッタケ」と言うように描かれているが、さすがにシイタケのことをマッタケということはないと思う。 今年も本物のマッタケは食べなかったが、マッタケよりも採れ採れ(「とれとれ」は多分関西弁。共通語では「とれたて」)のシイタケのほうが美味しい。 上の地図の正方形の印のところが茸をマッタケと呼ぶ地域。 |