東京弁は感染るんです
関西弁の「めっちゃ」に相当する言葉を北海道では「なまら」というらしい。 長野五輪の時にジャンプの原田選手が言っていたような記憶がある。 五輪といえば、2000年のシドニーで銀メダルを取った水泳の田島選手の「めっちゃ悔しぃ〜! 金がいいですぅ〜!」は流行語にもなったが、田島選手は関西人ではないらしい。 「めっちゃ」は全国的に使われるようになっているようだが、大阪ことば事典には「めっちゃ」は載っていないのだ。 私は「めっちゃ」を違和感なく使っているが、考えてみると子どもの頃には「めっちゃ」ではなく「ごっつい」とか「えらい」とか言っていたような気もする。 「めっちゃ」は比較的新しい関西弁なのだ。 北海道で手に入れた「くうかい北海道」というフリーペーパーには北海道弁小辞典というコーナーがあった。
昨日の関東地方は4月中旬から下旬の暖かさで、遅れていた梅の開花も一気に進んだようだ。 朝日新聞の夕刊には「ぽかぽか 梅笑う」という写真付きの記事が載っていた。 遥か昔、中学の国語の時間で、春になって芽が出たり花が咲いたりすることを「笑う」というと教わったことを思い出した。 「山笑う」は春の季語らしいが、日常生活でこんな言葉を使うことはないので「梅笑う」とか「山笑う」といわれてもいまひとつピンと来ない。 大阪ことば事典で「笑う」を引いてみると『カブの遊びで、三枚の札の数の計が十点または二十点になって無勝負に終わることをいう。 』と書いてあったが、私はカブもトランプもしないので、こちらの「笑う」もピンとこないし、これが大阪弁なのかどうかもわからない。 会社近くの公園の梅。府中市の市の花は梅。
今朝の新聞に雛人形の写真を載せた広告があった。 「長持ちすることは美しいことだと、家についても、考えたいと思うのです。」という住宅メーカーの広告である。 昔からその家に伝わっているという感じのちょっと古めかしい雛人形が飾ってあるのだが、男雛と女雛の位置が左右反対なのだ。 以前に「今日の症状」やメルマガでも書いたように京都を中心に関西の雛人形は、昔は向かって右に男雛を置く家が多かったようだ。 関西に帰ると、右側に立つ関西方式のエスカレータに違和感を感じるようになって久しいが、雛人形の並べ方にも違和感を感じるようになっていたとは。。。 古式ゆかしいという感じがするお雛様。 |