東京弁は感染るんです
先週号のメルマガの編集後記に書いたように明日のメルマガは休刊するが、「けつを割った」というわけではない。 ここで言う「けつを割る」とは、物事を中途でやめてしまうとか、投げ出すという意味だが、関西弁の「けつを割る」(関西弁では助詞の「を」は省略することが多いので「けつ割る」というのが普通)には商売を失敗するとか破産するという意味があるらしい。(私はこんな使い方はしないが、大阪ことば事典にそう書いてあった。) 「けつ」というのは「尻」の俗語なので、「けつを割る」は「尻を割る」と言い換えることができるが、辞書を引いてみると「尻を割る」とは「隠していることを暴露する(国語大辞典小学館 1988)」という意味しか載っていない。 日本語は難しい(英語はもっと難しいが)。 なにげなく使っている言葉も、正確な意味が相手に伝わっているのかどうか、ちょっと心配になってくる。。。 尻の写真はないので、我家の犬の尻でも載せておきます。。。
神戸といえばファッションやスイーツや観光など、おしゃれなイメージがあるので、頭に神戸の文字をつけた神戸ブランドの商品が多いが、頭に神戸がついていてもすべてがおしゃれかというとそうでもなく、最近立て続けに2回も脱線事故を起こした神戸電鉄や神戸体操などはおしゃれとは言い難い。 神戸電鉄は準大手私鉄に分類されているので関東でも知っている人は多いと思うが、神戸体操のほうは神戸人以外は関西でも知る人は少ない。 神戸体操とは、神戸市が作ったラジオ体操もどきの体操で、神戸市の中学生はこの神戸体操を体育の時間や体育祭で強要されるのだ。 (検索してみたら神戸体操を Macromedia Flash Player で見ることができるサイトがあった。) 舟をこぐようなコミカルな動作などがあって、ラジオ体操第二以上に恥ずかしい体操だったのを覚えている。 今でも神戸でこの体操が行われているのかどうか、私は知らない。 こちらは神戸電鉄。神戸のイメージとは程遠くちょっと田舎くさい電車。
先月の今日の症状で節分のイワシについて書いたが、イワシの頭を焼いて鬼を追い払う風習には「焼嗅(やいか)がし」という名前がついていて、さらにそのイワシの頭をヒイラギの枝に刺したものにも名前があって「目突き柴」というらしい。 豆やイワシやヒイラギの棘ぐらいで退散するとは鬼もナサケナイ気がするが、多分イワシの頭をヒイラギの枝に刺すことによって「目突き柴」には呪術的なパワーが加わるのだろう。 スパムメールやウイルスも「目突き柴」で撃退できればいいのだが。 (フィルタリングが有効に働いているのでスパムメールを直接目にすることは少ないが、フォルダーにスパムメールが溜まっているというだけでムカつく。) スーパーに「節分いわし」と書かれた広告が貼ってあった。 「今年の恵方は南南東 いわしを食べて今年も無病息災」 恵方を向いて巻き寿司を丸かぶりする関西でもさすがに恵方を向いてイワシを丸かぶりはしない。 イワシの頭も信心から。。。 |