東京弁は感染るんです
東京の渋谷で開催されている「大・大阪博覧会」を見てきた。 Blogにも書いたように「なにわうまいもん市」で551蓬莱の豚まんを買いたかったのだが、開店直後で既に1時間待ちの行列ができていたので買うのはあきらめた。 豚まんだけではなくあちこちに長蛇の列ができている。 その列の中からあちこちで大阪弁が聞こえてくる。 この「大・大阪博覧会」は東京の人にお笑いや食べ物だけではない大阪の姿を宣伝するという目的があるようだが、それよりも関東在住の大阪人が大阪を再発見し、アイデンティティを確認する場になっているようだ。 (私は元神戸人で、大阪人ではありません。) 現在、渋谷が大阪化中。
東京では最近、立ち飲み屋がブームになっているらしい。 都心から離れた郊外の駅前にも立ち飲み屋が次々とオープンしている。 京王中河原駅前の立ち飲み屋は「なんでや」。JR横浜線相原駅前の立ち飲み屋は「まいど」。 立ち飲み屋の本場、大阪を意識してのネーミングなのだろう。 昨日、会社の帰りに「なんでや」に寄ってみた。 立ち飲み屋なのに椅子席もあって、大阪の立ち飲み屋とはかなり雰囲気が違うが、「ソース二度付けお断り」の貼り紙はある。 (「ソース二度付けお断り」とは、立ち飲みの串カツ屋に置いてあるソース入れはみんなが共有して使うものなので、一口でもかじった串カツをもう一度ソースに浸けることは御法度だという、当然のルールのこと。) ただしここは東京なので、ソースをつけて食べるものは「串カツ」ではなく「串揚げ」である。 「なんでや」のホッピーは400円。ちょっと高いんちゃう?
「図面って、どない描くねん!」という関西弁の題名がおもしろいと紹介しただけなのに、なんとこの本の著者から紹介されたお礼にと「図面って、どない描くねん!」を1冊寄贈していただいた。 ただで貰ったからといって褒めるわけではないが、機械製図について非常にわかりやすく、かつ易しく書かれているので、工学関係に興味がある人ならば少々機械に疎い人でも買って損はないと思う。 各章のタイトルと、挿絵のお兄さんは関西弁だが、本文はもちろん共通語でかかれている。 (なお、各章のタイトルを紹介すると、 第1章 図面って、どない描くねん! 第2章 寸法線って、どんな種類があるねん! 第3章 寸法公差ってなんやねん! 第4章 寸法線ってどこから入れたらええねん! 第5章 幾何公差ってなんやねん! 第6章 この記号はどない使うねん! 第7章 こんな図面の描き方がわからへん! 第8章 図面管理ってなんやねん! みんなびっくりマーク(!)がついてます。) 本体2200円(税込み。2310円)
数日前の新聞広告でおもしろい題名の本を見つけた。 「図面って、どない描くねん!」という機械製図の解説書である。 私は電気関係のエンジニア(ただし、なんちゃってエンジニア)なので機械製図は興味がないが、工学関係の本で関西弁の題名がついている本は珍しく、まさか本文まで関西弁ということはないと思うが、中身を見てみたい気になってしまう本である。 「図面って、どない描くねん!」を共通語にすると、「図面って、どう描くの!」とか「図面って、どう描くのだ!」になると思うが、「どう描くの!」ではどちらかといえば女性的な響きがするし、「どう描くの!」も「どう描くのだ!」も語尾の「!」は疑問形の「?」に近いニュアンスで、「どない描くねん!」とは微妙に違うような気がする。 いずれにしても、関西弁の題名はなかなかインパクトがある。 図面って、今じゃパソコンが描いてくれんねん。(昔は烏口とか、ロットリングとか使ったものだが。。。) |