東京弁は感染るんです



今日の症状
(2004年11月の症状)

今日の症状INDEXに戻る   サイトマップに戻る   TOPページに戻る



2004/11/24 座布団

箪笥は一棹、ウサギは一羽、イカは一杯と数えることは知識としては知っているが、実際に数えるときは一つとか一匹で済ましてしまう。
では、座布団はどう数えるのか。
田辺織物という座布団を作っている会社のサイトによれば、関東と関西では数え方が違っていて、関東では「枚」、関西では「畳」というらしい。
「枚」は普通に使うが、「畳」というのは初めて知った。
さらに、座布団の真ん中の中綴の方法も違っていて、関東は「+」、 関西は「Y 」なのだそうである。
実家の座布団が「Y 」になっていたかどうか全く記憶がない。
やはり、関西人失格なのか。。。(現役関西人の方、ご存知でした?)


 我家の座布団の中綴はペケポン(バツ印のこと。関西弁)になっている。関東産。



2004/11/10 ひつぢ

運動不足解消のため昼休みに散歩をしている。
会社がある府中市は緑の多いところで、住宅地の中に田んぼや畑がまだ多く残されている。
今日の散歩コースで、稲が刈り取られたあとの株からまた緑の芽がでているを見つけた。
稲は本来は多年草なのだそうで、日本では冬の寒さで枯れてしまうが、熱帯では葉や穂が枯れても根は生きていて何度も芽を出し、その芽からまた穂が出ることも珍しくないそうだ。
この刈り取った後の株からでる芽に名前がついているということを何故か知ってはいたが、それをなんというのかはわからない。
気になったのでネットであれやこれや検索した結果、やっと答えがわかった。
刈り取ったあとの株からのび出す稲を「ひつぢ」という。漢字は「禾偏に魯」、または「稲孫」と書くらしい。
耳から聞いたことがない単語なので、関西と関東で同じアクセントで発音するのかどうかも不明。


 稲孫は秋の季語。まさか「羊」と同じアクセントということはないと思う。



2004/11/6 あったか

相模湖に越してきてから来月で丸12年になるが、12年の間にテレビも冷蔵庫も洗濯機も掃除機も初代のものは壊れてしまって、今ではすべて2代目になってしまった。
次々壊れていく中で、風呂の給湯器だけはかろうじて壊れずにいる。
この給湯器には「あったか」というボタンがあって、このボタンを押せば設定温度よりも2度高い温度で風呂の追い炊きをしてくれる。
「あったか」は「あたたか」の訛ったものだが、関西では「あったか」という言葉は使わない。
関西では「ぬくい」である。
「あったか」という言葉は東京弁のような気がして気に入らないのだが、この給湯器のメーカーの「ノーリツ」は本社が神戸にある関西の会社なのだ。
せめて「ぽかぽか」とか「ぬくぬく」ボタンぐらいのネーミングにすればよいのに。
(こんなことが気になりだすということは、そろそろ給湯器が壊れる予兆かも知れない。)


 次に壊れるのは給湯器に違いないという確信がなぜかある。



2004/11/2 同一地名

車でラジオを聞いていると、交通情報で「京橋出口で渋滞中」と言っているのをよく耳にする。
京橋というのは東京の中央区にある首都高速道路のジャンクションと出入口である。
京橋は阪神高速の神戸線にもあって、ここもよく渋滞していたことを思い出した。
大阪の京橋はJRと京阪電車の乗換駅で、学生時代によく利用した駅である。
私自身は首都高を利用するのは年に数回程度で京橋を通ることもめったにないのだが、「京橋」と聞くと、神戸の京橋でも大阪の京橋でもなく東京の京橋が第一に浮かんでくる。
かなり東京人化が進行しているようである。
なお「みかげ」と聞くと御影石で有名な神戸の「御影」ではなく神奈川県津久井町の「三ヶ木」が頭に浮かぶが、「三ヶ木」にはバスターミナルがあってバスの行先表示に書かれた「三ヶ木」という文字を毎日見ているので、これは仕方がない。


  国道412と413がぶつかるところが三ヶ木の交差点。



今日の症状INDEXに戻る   サイトマップに戻る   TOPページに戻る