東京弁は感染るんです



今日の症状
(2003年9月の症状)

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2003/9/30 落語のCD

会社から歩いて15分ぐらいの所に区立の三田図書館があり、東京23区に在勤していれば貸し出しカードが作れるというので、早速カードを作ってもらった。
この図書館ではCDが借りられ、うれしいことに桂米朝や桂枝雀、桂ざこば、桂三枝、笑福亭仁鶴などの上方落語のCDが数多く揃えてある。
ここ何日かは、昼休みにCDを借りるために往復30分をかけて図書館通いをしている。
一度に3本しか借りられないので、図書館にある上方落語のCDをすべて聴くまではまだ当分図書館通いが続きそうである。
1時間しかない昼休みに往復30分も費やしたくはないのだが、東京弁感染のリハビリにはこれぐらいの努力が必要なのである。

     



2003/9/20 電車

関西では阪神電車・阪急電車・山陽電車・京阪電車・南海電車というように私鉄各路線を呼ぶとき何々電車と言うが、東京では京王線・小田急線・相鉄線というように何々線と呼ぶ。
(東急の場合は何故か東横線、田園都市線のように線名で言うのが普通。)
京浜急行の駅には「羽田空港へは京急電車」という広告が貼ってあるが、この広告以外で東京の私鉄を何々電車と呼ぶのを聞いたことがない。
何々電車というと、電車の色やら、休日に電車に乗って行楽地に行く家族連れの姿やら、車窓からの風景やら、電車という言葉からイメージが膨らんでくるが、何々線というと、単にラッシュ時の移動手段に過ぎないような感じがして、私は関西流の呼び方のほうが好きである。

     



2003/9/10 けんびき

土日は八ヶ岳に登った。 昨日今日と腿が痛くて階段を下りるのがつらい。久しぶりに重いリュックを担いだので、背中と肩も痛い。
手を背中に回して痛いところを揉んでいるときに、この背中の痛い部分を「けんびき」ということを思い出した。
子どものころに聞いたことがある言葉だが、自分自身では使った記憶がない。
大阪ことば事典に『ケンビキ【痃癖・肩癖】(名)僧帽筋のことであるが、その痛み、こりをもいう。』と書いてあるので、これは関西の言葉なのだろう。
昔はこの痛みが上にのぼって肩を越すと脳溢血などの病気になり、一命にもかかわると考えられていたそうである。
ちなみに僧帽筋とは、形状がカプチン修道会士の頭巾に似ることからそう呼ぶらしいが、カプチン修道会士とは何なのか、またどんな頭巾をかぶるのか見当もつかない。

     



2003/9/2 須磨海水浴場

たまに神戸の情報が知りたくなって(東京弁感染の進行を少しでも抑えるため)、神戸新聞のWebサイトを見ることがある。
昨日は「須磨海水浴場 サメ、水上バイク…トラブル頻発 」という記事が出ていた。
須磨海水浴場のシーズンは8月17日までで、それ以降は水上バイク乗り入れの規制がなくなったり、サメよけのネットが撤去されるため、海水浴客と水上バイクがニアミスを起こしたり、サメが目撃されたりしてトラブルが発生しているらしい。
高度成長期の頃も須磨海水浴場にはネットが張られていたが、これはサメよけなどではなく、神戸港から流れてくる重油を防ぐためのオイルフェンスだった。
当時に比べると、須磨の海もかなりきれいになっているようだ。

     



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