東京弁は感染るんです
関西弁では1音節の単語はすべて2音節で発音されることを「関西弁基礎講座第3講」で紹介したが、これ以外で短い言葉を長く伸ばして発音する例は少ない。
数少ない例として「醤油」がある。(これ以外思いつきません。) 「しょーゆ」と言わずに「しょーゆー」とか「おしょゆー」とか「おしょーゆー」(ゆにアクセントをつける)という関西人は多い。 逆に、いらち(せっかち)な関西人の正確からか長い言葉を短く(語尾を短く)発音する例は数多くある。
また関西弁では形容詞の連用形の「く」は普通省略して言う。
例えば、「赤くなる」は「あかなる」と「く」を省略することが多い。 また「赤くて」は「あこーて」とも言う。
このほか、形容詞の前に「ああ」と言う感動詞をつけた場合には語尾の「い」が省略される。 例えば「嬉しい」に「ああ」をつけて「ああ、嬉しい」と言うときは普通「ああ、うれし」のように「い」を発音しない場合が多い。
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