東京弁は感染るんです

感染 第1期

【東下り(東京弁では上京という)後 2〜3年程度経過】

東京弁とはまったく異なる単語が関西弁にある。

例えば、めばちこ(めば^ちこ) :ものもらい (「●^」は●の音を高く発音する。)
こそばい(こ^そ^ばい) :くすぐったい
さぶいぼ(さぶいぼ^)  :鳥肌
ぼっかぶり(ぼ^っ^か^ぶり, ぼ^っ^かぶり とも言う) (注:若い人は言わない) : ごきぶり 
ほかす(ほ^か^す^)  :捨てる
などなど・・・




第1期では、これらの単語をつい東京弁で言ってしまうようになる。

「あー、気色わるー、さぶいぼ出るわー」
( あ^ー^、きしょくわる^ー^、さぶいぼ^でる^わー)
( ^ー^ は フェイスマークでは無い。高く発音するという意味)

と言うべきところを

「あー、気持ちわるー、鳥肌たつわー」
( あ^ー^、きもちわる^ー^、と^り^は^だ^たつ^わー )
などと言ってしまう。

アクセントは関西弁なので、なかなか東京弁に感染しつつあることに気付かないが、確実に東
京弁に汚染されつつある。

この時期に東京弁の感染に気付いて、自覚を持って関西弁を話すように心がけると、東京弁
の感染は防げる。

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